両社沿革 ( クロキ(株)・黒木織布(株) ) |
昭和25年現会長 黒木保が黒木織布と商号し、衣料用綿布・工業用資材 綿布(ギンガム・厚織格子柄及び白生地)を製造販売していたが時代の変遷 及び商況に添い逐次織機を増設。昭和35年頃より綛染めデニム(カバノー ル染)を製造販売していたところ、昭和40年頃より市況は、ロープ染めデ ニム(インジゴ染)の需要に移り、昭和45年より、全面的にジーンズ用デニ ムを製造販売するに至った。 現在、先染ロープ染色機、サイジング機、超自動織械、サンフォライズ、 ヒートセッター等時代のニーズに対応できる革新設備を整え、クイックレ スポンス力を強化し、より一層の新商品の開発、新技術の創造に軸足を置 き、若い力で21世紀に向けて、日々努力し続けています。 1974年(S.49) 黒木織布の販売部門を分離し、クロキ株式会社を設立。 1976年(S.51) 黒木織布を法人に改組し、黒木織布株式会社と商号す。 1988年(S.63) クロキ株式会社商品センターを新築、デニム原反整理加工 設備を設置。 1996年 (H.8) クロキ株式会社染色センターを新築、ロープ染色機、ブン セン機、サイジング機等設備を設置。 |
当備中地域は江戸時代中期に藩の奨励として、 綿作の普及と藍作りによる藍染織物に端を発して 織物業と染色業の基礎が築かれた。 そして、その発展と技術蓄積に支えられ 明治以降に繊維産地の基礎が確立された。 |